今の私、基礎講座開始前と比べると別人です。 振り返ってみると少なくともこの6年間は鬱状態だったかもしれません。

6年前大事な友人から末期癌だとの知らせを受けて以来、6年のうちの4年間に身近な5 人の死を経験しました。どの人も死ぬような年齢ではないので気持ち的にどうしても 納得できず、彼らに死を与えたのが神様なら神様を惨殺したいと思うようになりました。

そして体の不調にも苦しむようになりました。
適切な内容・量の食事を食べることに大きな罪悪感を覚えるようになりました。
常に頭が痛くて眠れないので、仕事に集中できずミスをして落ち込み、常にびくびくする毎日。

同僚の誰かが私のミスを指摘するために私を常に監視しているとも感じました。

不眠にも悩み、大好きなコーヒーも午後早い時間までにし、心が盛り上がることも控え、仕事後はすぐに帰宅して眠る準備をしましたがあまり眠れませんでした。

この6年間悲しいことばかりだったわけではなく、ある国で就職活動をして就職してもよいという許可をもらったり、両親に挨拶すると言ってくれた人がいました。結婚や海外で世界を平和で豊かにするための仕事をすることは憧れだったのに、どうでもよいことに思えてチャンスに向き合いませんでした。

悲しいことが頭に次々浮かんでくるのに気づき、とにかくそれを止めたくて
「地下鉄 に飛び込めば止まるじゃん！すべて終わりになって楽になる！」と
心のどこかで考えるようになりました。この3月終わりまで飛び込むという考えは仕事帰りの地下鉄のホームで常に私の頭の中にあったように思います。

昨年10月に友人から私の写った写真をもらいましたが写った自分は死体のように見えました。 驚いた私はとにかく食べようと思うようになり、
11月シータヒーリングで何かが明らかに変わったと確信できる出来事を経験しました。
2～4月で3講座を終えた今、頭痛・不眠から解放され、仕事も落ち着いてできるようになり、地下鉄に飛び込む考えやなぜ人は生きるのかという問いは全く浮かばなくなり、休日は予定がなくても心がわくわくして自然に顔がほころんだ状態で目が覚めます。

生きることは本当は楽しいことなんだと感じられるようになってきたのかもしれません。これからがとても楽しみです。